この記事は私が酒さ(しゅさ)になってから現在に至るまでの経緯です。
酒さに悩む人、酒さかもしれない人、酒さではないけど肌トラブルで悩んでいる人にとって少しでも参考になったり、励ましになれば幸いです。
酒さになったきっかけ
私が酒さになったのは2022年の秋でした。
その1年程前から何となく肌の調子が悪く、メイクでごまかしていました。。
ある日メイクが全然上手く落とせず、当時流行っていた某ホットクレンジングを試してみる事に。すると一気に酷く肌が荒れてしまいました。。
使っていた化粧品が一切合わなくなり、被れたり刺激を感じるようになって、コスメを全て無添加の敏感肌でも使えるものに変更しました。
参考に私の愛用しているコスメ等をROOMで紹介しているので、良かったら見てみて下さいね。(ROOMでの名前はしゃっとではないですw)
必死に探してレビューを読んで色々試した甲斐あって、自分に合うコスメを見つけることが出来、それ以来コスメで被れる事はなくなりました。
ですが今までに経験したことのない程の乾燥肌になり、艶もハリもなくなりました。
夜型の生活で、肌荒れを隠す為の化粧を無理やり擦り落としたり、ストレスで甘いものが辞められませんでした。
酒さの治療法(皮膚科、海外通販編)
長引く肌荒れで皮膚科に行きました。
最初に出された薬は内服薬のデザレックス錠5㎎一週間分と、レダコート軟膏0.1%5gでした。
それで少し肌荒れが軽減したように思えたのも束の間、その後再び2週間デザレックスを飲んでも改善しないどころか、又酷い肌荒れになりました。
もともと薬嫌いでステロイドも使うのが怖かったので、これは一時しのぎになっても根本的に解決には至らないと感じ、自分なりに色々酒さについて調べ始めました。
ちなみにこの時点では酒さとは未だ診断されていません。
ネットで色々調べていると、自分の肌の症状と同じような方の写真が沢山見つかり、それが酒さであると知りました。以降、酒さに関して調べるようになり、酒さの人がこぞって買っているのがロゼックスゲルという塗り薬だと知り、当時まだ国内では保険適応外の為、オオサカ堂のサイトを通じて購入し、約半年程使用しました。
レビュー通り、おでこや頬のぶつぶつによく効き、使い始めて最初の3か月程でぶつぶつはほぼ無くなり感動しました。刺激も無く、無色無臭で塗りやすく、塗るとやたらと乾燥する事以外はとても安心して使えたのですが、3か月を過ぎた頃から特に変化が無くなり、連続使用も6か月を目安に一旦やめる事が推奨されていたため、そこで一旦使用をやめました。
酒さの治療法(漢方薬局編)
その後、酒さ治療を積極的にされている漢方薬局を見つけて通いました。
かなり本格的な漢方薬局で、病院で処方されるようなものとも全然違う漢方で、難しい名前なので覚えられない上に、毎回カウンセリング後に調整したり、新しいものを試したり等、一人一人の症状や体質、体重等によって処方される漢方も量も異なる為、専門的な事になるので内容については省きますが、結論として通って良かったと思います。
主な理由としては、カウンセリングで色々質問して不安を解消出来たり、ストレスを減らせた事、中医学観点からの健康法を学べた、生理不順が改善された事等です。
酒さに関しては通っている間、良くなったり悪くなったりを繰り返していましたが、少なくても左頬は最初の頃より大分良くなりました。
自費でこれ以上出費が厳しかったこと、担当者の異動で通うのが物理的に難しくなったこと等が理由で1年弱で終了しましたが、とても良い経験になったと感じています。
女性は特に全てにおいてホルモンバランスの影響が大きいので、1度は漢方薬局にお世話になるのも良いかもしれません。
漢方薬局通い終了後の酒さ治療(再び海外通販編)
その後再び酒さが悪化して、どうしようもなくなったので再びロゼックスを使用するもいまいち変化なし。以前から気になっていた、イベルメクチンクリームをオオサカ堂で購入して試してみる事に。
藁にも縋る思いだった為、あらかじめオオサカ堂のレビュー全てに目を通して使用開始。
夜に1回、スキンケア後に塗布。イベルメクチンクリームの塗り始めて初日~3日間は赤くなり、火照り、白い小さなプツプツが出て、膨張感もあり、乾燥や多少のひりつきもあって不安になったけど、同じような症状が出た後に改善したというレビューを励みに続けて塗布。
4日目頃~膨張感や丘疹、痒みが激減。
10日目には不快感、ざらつき、痒みがほぼ無くなりました。
その後は特に変化もなくなった為、塗布して2週間経過後、使用終了。
あくまで個人的体感ですが、ロゼックスは大きなぶつぶつや丘疹によく効き、イベルメクチンクリームはそれプラスひりつき等の痛み、痒み、ざらつきの解消に効きました。
即効性はイベルメクチンクリームの方がありました。
断薬後のスキンケアと現状
断薬後は特に悪化もせず、大きな変化はないです。
スキンケアは出来るだけ肌を擦らず、摩擦を避け、メイクはポイントメイクだけにして、肌は外出時のみ日焼け止め塗っています。化粧品は全て石鹸で落とせるものを厳選。
日傘や帽子などで物理的に紫外線対策をしたり、肌に触れるもの(寝具やタオル、衣類等)は洗剤も含めて極力自然素材のものを使うようにしています。
ちなみに敏感肌用の基礎化粧品は色々試しましたが、結果的にシェルシュールが一番肌のバリア機能が回復して頼りになりました。酒さの方で愛用者が多いのも納得です。
私はそれプラス、抗炎症作用のある無添加無農薬のどくだみ化粧水も使っています。
あと大事なのは食べ物です。
漢方薬局の方に教わったのですが、肌の炎症の多くは質の悪い油が原因であることが多いそうです。甘い物ばかり気にしがちですが、そのお菓子に使われている油にも気を付けた方が良いです。酒さになってから悪化を避ける為に食べられない物が多くなりました。
美肌や抗炎症作用の効果がある食べ物を意識して摂取するようにしています。
個人的に特に効果が感じられるのはごぼうです。
余談ですが、運動不足で身体全体の血流や代謝が悪くなると、酒さの改善が難しいというのは痛感しました。かなり運動不足だったのですが、軽く体を動かしたり、汗をかくと頬の赤みが不思議と引くんです。一時的に火照っても、その後すっと落ち着きます。
天候や時間帯、格好など気にすることなく、いつでも気軽に出来る運動としてエアロバイクが個人的に大活躍して気に入っています。
電源不要で省スペースで出来るので、1日30分の習慣にしています。
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